「医療現場で働く方が、仲間づくりを通して自分の可能性を広げほしい」という想いのもと生まれた「HCD-HUB」。私たちの記事を通して生み出された刺激やエネルギーが実際に日々の生活や業務に還元されることを目標に日々活動しています。
そんなwebメディアHCD-HUBの使い方を紹介する「トリセツ記事-前編」では編集部視点で機能面の説明をしました。
後半では、実際に職種や立場を超えてコミュニケーションをとり、共感し合える仲間を創るプロセスについてご紹介したいと思います。
イベント参加によるつながり
共感する仲間をつくるための一般的な方法としてまず思い浮かぶのが、興味のある分野の方の想いや考えに触れる場に赴き接点をつくることではないでしょうか。だからこそ、イベントの企画支援は私たちの大事な要素のひとつです。
皆さんはイベントに参加する時、どんな気持ちを抱きますか。
セミナー形式の学習イベント、あるいは立食形式の交流会など形は様々ですが、どれも共通して、「新しい出会いや情報が得られるのではないか」という期待を感じているのかもしれません。
私たちのオフィスでもありイベント会場としても使用できる「mashup studio」では、様々なイベントを開催してきました。ほとんどのイベントでは、実践形式で学ぶ臨床のハウツーが主なテーマです。一方で今後はデザインやアート、建築など多様な角度でヘルスケアを問うイベントも企画支援していきたいと思います。
医療の分野に限らず、多様な分野からヘルスケアを自由に考える場として、イベント主催をご希望の方には「mashup studio」を会場として提供いたします。既存の価値観にとらわれず、自由に発想する機会をみなさんと一緒につくっていきたいです!
SNSでのゆるやかな交流
SNSを利用した発信についてはどうでしょうか。近年では様々なツールが情報発信や自己表現の用途に使用されています。TwitterやInstagram、YouTubeなどなど。
私たちが主に使用しているnote(https://note.com/hcd_hub)では、気軽に文章を書くことができる他にも、音声や写真など幅広いコンテンツをnoteユーザと共有しゆるやかなつながりを楽しめるサービスです。
みなさんもテーマを決めて想いを綴ってみましょう。そして、興味のあるテーマのイベントに参加し、「#HCD-HUB」を加えて感想などを投稿すれば、noteと連動したHCD-HUBのwebサイトに記事が公開! また、noteもイベントと同様に、同じテーマに関心のある人々の目に触れ接点をもつことができます。
イベントと発信の先に
HCD-HUBは「発信して終わり」「イベントを開催して終わり」ではなく、現場の医療従事者を中心に、発信やイベント企画の先にあるプロジェクトを支援 。行政・患者・大学教授・学生・デザイナー・アーティスト・エンジニア…といった様々な人々も巻き込みながら、共創を促進していきます。
そして、プロジェクトを通して立場を超えたコミュニティ形成を重要視しています。
ヘルスケアの課題は根深く、課題を課題とも捉えられていないケースもあるため、医療業界以外の人々のマインドや考え方、知恵、ストラテジーを融合させていくことが大事です。だからこそ、HCD-HUBは今後医療従事者以外の方にも積極的に参画して頂けるようなプラットフォームを目指します!
読者のみなさんがイベントにも参加し仲間を見つけて、今度は一緒にイベント企画をする。プロジェクトを通して新しい切り口でヘルスケアを捉え、縁のなかった職種と交流を持つ……。そんなワクワクする活動を応援していきます!
課題感、好奇心などを自分ごととして持ち帰り、自分の周りの職場環境から少しずつ変化を起こす人が少しでも増えて欲しい、そう感じています。
さあ、一歩踏み出して様々な人々と交流しながら、一緒にヘルスケアのアタリマエを変えていきましょう!